■内職選びの注意事項
在宅の副業で働こうと思われている方に注意して頂きたい事をアドバイスさせて頂きます。
参考にして頂いて、自分の能力を十分に発揮し、働く喜びを感じながら、社会経験を積んで頂きたいと思っております。
・高い時給だけで副業を選ぶと失敗致します
誰でも、「時給が高くて多くのお金を稼ぎたい」と、思うと思います。
副業をした経験も無いのに、最初から背伸びして時給だけで判断して応募し、2〜3週間程度勤務して、「きついので辞めたい」と、思う気持ちが湧いてくる方が大変多くいらっしゃいます。
そうなって、辞める事になれば雇用先の会社にも、迷惑を掛けることになりますので、副業を選ぶ際は、時給だけでなく、自分が長く続けられるかを慎重に選ぶ必要があります。
・会社がバイトを雇う理由
そもそも、会社がアルバイトを雇う理由は、業務が忙しくて、今いる人材だけでは業務遂行に支障が生じると判断された時に、直ぐに人材を増やして業務をスムーズに進行させたり、小売店の場合は売り上げの増加を見込んで、1円でも多くの利益を上げる為に、募集をして人材の確保を致します。
人材募集に、時間と、経費を費やして少しでも利益率を上げようとする為に、バイトを募集するのです。
・短期バイト募集について
短期間の副業を簡単に応募する事は、避けた方が良いでしょう。
副業の経験が無いのに応募されても、仕事の内容も理解できない場合もありますので、ある程度の副業経験を積まれてから、応募なさった方が雇用先にも迷惑を掛けなくて済みます。
自分も何をしてよいのか分からなくて、結局雇用先から、即戦力にならなければ「辞めて欲しい」と、言われるようなことも考えられますので、短期でも、その期間続ける自信が無ければ、応募は遠慮した方が無難です。
雇用先で、研修や指導があっても、それを直ぐに応用できるだけの能力を要求されます。
すごく簡単に稼げると考えるのは、あまりに安易な考え方です。
・雇用条件を必ず確認すること
よく相談をされる内容が、「最初の話しと違う」とか、「そんな話しは聞いていない」等の、雇用先からバイト代を受け取った時に自分が考えていた金額よりも、少なかった場合に、雇用先と揉めてしまうことがありますので、最初でしっかり確認しておく必要があります。
良い人材を集めようとして、募集要項に好条件を記載して募集をするような、悪質な会社もあります。
雇用先の良し悪しの見極めが出来るような判断力が必要です。
自分で判断できない時は、一人で勝手に判断するのではなく、家族や友人に相談しましょう。
・募集要項には、「好きな時間に2〜3時間でもOKです」と募集しておきながら、長時間の勤務を強制された場合
明らかに強制されれば、労働契約違反になりますので、自分の勤務可能な時間を指定して、責任者に申し出て下さい。
聞き入れられない場合は、悪質な雇用先と判断して、最寄りの公的機関の無料の相談窓口に相談しましょう。
・「時給が幾らなのか」を、説明された場合について
会社によっては、雇用者の時給が経験や労働意欲等を総合的に判断して、多少異なる場合があります。
時給を「幾らで勤務する」と、決定された場合は、口頭ではなく、書面による時給の記載された雇用契約書を必ず受け取って下さい。
給料日になって自分が働いて計算した金額よりも少ない給料を支給されて、揉めることにもなり兼ねません。
口頭で言われても、後日「時給幾らと言った」、「言わない」と、水掛け論になる可能性が非常に高くなります。
雇用先の企業にきちんと最初の約束通りの時給を支払って頂く為にも、自分が働いた分を損しないようにする意味で重要です。
バイトは、あくまで時給で働いておりますので、サービス残業等はあり得ませんので、働いた分よりも給料が少ない場合は、納得できるまで、責任者に相談して下さい。
書面での時給の記載された雇用契約書を受け取れない恐れがある場合は、その場の時給に関する会話を、ICレコーダー等に録音する事も一つの策です。
録音があれば、後日責任者が、「そんな高い時給は、言っていない」と言った場合でも、声紋鑑定すれば証拠能力がありますので、責任者の言い逃れをさせないことができます。
水掛け論になることがありませんので、スムーズに最初の約束の時給で給料を受け取ることができます。
時給でのトラブルを未然に防止することができて、安心して働くことができます。
・働いた日は、何時間勤務したか必ずメモに残して置くこと
自分が勤務した日は、何時間働いたかを、箇条書きにして書き出して置いて下さい。
給料日に自分の計算した勤務時間と、合っているか必ず確認して下さい。
自分で勤務した時間を計算しておかないと、少なく支給されてしまって損をしてしまいますので、これだけは絶対にメモしておきましょう。
・１時間に満たない働いた分の、時給の扱いについて
雇用先の企業によって、様々な扱いをされますので、面接時にどのような扱いになるかを、必ず確認して下さい。
タイムカードの1時間に満たない分についての計算方法は、30分単位で合算される場合や、20分単位、10分単位など様々ですので、例えば、20分単位の雇用先であれば、4時間50分働いても
4時間40分しか計算されないので、10分は消えてしまいます。
・給料の支払いについて
振込みでの支給になるのか、現金での支給になるのかも、確認の必要があります。
・交通費の支給について
交通費は、雇用先の企業が全額負担してくれる場合や、半額負担してくれる場合や、1日に\500まで支給されたりと対応が様々ですので、交通費が掛かる方は確認の必要があります。
まだまだ注意点はありますが、上記に記載した最低限の事に注意しながらバイトを選んでいきましょう。
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